「え、2人とも帰ると?!」
萌衣ちゃんの話には答えず
わざと音をたててドアを閉めた。
はぁぁ
うちは長いため息をついた。
小学校の時からこういったのはよくあった。
"好きだから協力して"
何で女の子ってそういう面倒なことを押し付けるんだろうって内心思ってた。
自分から話しかけてさ、
自分でチャンスを掴んだらいいんじゃない?って言うと逆ギレされてさ。
「…遥花、大丈夫?」
萌衣ちゃんが顔を覗いてきた。
「大丈夫だよっ
こういうのよくあるからさ~っ」
と笑いながら言った。
萌衣ちゃんは少し苦い顔をしたけど
「明日になったら、忘れとるさ!」
とおちゃらけていってきた。

