キミの隣。



よしっ 名前を聞こう。それで私の名前も教えて、よろしくねって言おう。これしかない!!

そう決めて 心の中でガッツポーズをしたときだった。

「ぷっっ」

…え!? 笑われた!?
私は思わず 声がした方を勢い良く振り向いてしまった。

左隣の男の子。

振り向いても尚、その男の子は 笑いをこらえきれないような顔をしていた。

“ちょっと…!”
そう言おうとした時。

キーンコーンカーンコーン………

HR終了の合図と思われるチャイムが鳴った。
「先生からは以上です。1時間目の授業も遅れないようにしっかりと…」
先生がそんなことを言って号令が終わった後
再び私は男の子の方を振り向いていた。