「あっ 私は杉原美月…ってさっき呼んでくれたねっ よろしくね、結ちゃん!」
「あ 結 でいいよ!呼び捨てで! あたしも、美月 って呼んでいいかな?」
「うん、もちろん!!」
慌てて私は自己紹介したけれど、その必要はなかったみたい。
机の上に置いていた プリントに記された私の名前を結は読んでくれたのだ。
「じゃあ俺は勇磨様で…」
「なにが『様』よ。猿 の間違えじゃないの!」
「なんだとっ!?」
…話しかけようと必死で考えていたけど、違った形で友達ができた…と言っていいのかな??
自分からは話しかけれなかったけどなんだか嬉しくなった。
「あっ そうそう 勇磨とは幼馴染みなんだ。うるさいと思うけど仲良くしてやって!」
「うるさいのは結だろーが…」
「なんか言った?」
「いえ何も」

