ゆいなから、全て聞いた。

それは、ゆいなが小4の今から、
ちょうど3年前ぐらいだった。

ゆいなは、当時もモテていて男子からも女子からも人気があった、いわゆる人気者だったのだ。

しかし、クラスの中では、ひがんでいる女子もいた。

ある日、
そのひがんでいる女子から呼び出しをくらってしまったのだ。

ゆいなは、何の用か全く分からず素直に体育館裏に行ってしまった。

これが、運命の歯車が、狂ってしまうきっかけだったなんて小4のゆいなには、想像すらつかなかったのだ。