彩郁side

今日から高校2年生。


私、大宮彩郁( おおみや あやか )は○○高校に入学して

ごく普通に1年を過ごしてきました。


今日は入学式で、学校は半日。



女「 あーやーかっ!おはよ〜。」




彼女は鈴木蓮花( すずき はすか )。通称『 はーちゃん 』



彩「 あ、はーちゃん!おはよう♩ 」




はーちゃんは中学からの友達であり、今は私の親友!




蓮「 あやかは今日午後から暇? 」

彩「 いや、今日は先約が、、、 」

蓮「 あ、もしかして龍志? 」

彩 「 うん!午後からは会うことになってて 」



龍志とは私の彼氏。宮森龍志( みやもり りゅうじ )
中学2年の時から付き合ってる私の大切な人。

高校が別々でなかなか会えない日々が多くなってる。




蓮「 龍志なら仕方ない!また今度誘うね! 」

彩「 ごめんね、はーちゃん。」

蓮「 いいの!いいの!最近会ってなかったんでしょ? 」

彩 「 うん。向こうも今日は部活休みみたいで 」




龍志はサッカー部に入ってて、なんと1年の頃からレギュラーと言う運動抜群な人なんです。



高校が別々になったのも

優秀な人しかいない△△高校に呼ばれて、当然私が△△高校に行けるはずもなく

龍志は私と一緒の高校に行くと言ってくれていたけど、せっかく誘いがきているのに

私なんかのために一緒の高校に来るのはなんだか、申し訳ない気がして

私は龍志を△△高校に行かせるように説得した。



蓮「 そうなんだ!楽しんでね〜(笑)」

彩「 うん! 」




今日久しぶりに龍志と会う!




久しぶりでドキドキ。

すっごく楽しみだなぁ!



私はウキウキしながら学校へ向かった。