眼に映ったのは赤毛色のふわふわの髪の毛と、だぶだぶなワイシャツ。
学校指定のズボンもやっぱりだぶだぶで丈が全くあっていない。
大きな瞳をぱちくりさせて、周りをきょろきょろ見渡す"男の子"。
そう、そこにいるはずの"高校生男子"ではなく"七歳ぐらいの小さな可愛い男の子"がいた。
その子は周りだぶだぶの制服を引きずりながら、をきょろきょろと見渡している。
「おい、鳥居。さっきは言いすぎた、謝る。だから宮武先輩どこやった? あとその子どもはなんだ? あんたの子か?」
「この子私の子じゃないです。さりげなく酷いです、冬月先輩」
私はこの状況が異常すぎて、頭は逆に冷静だった。
冷静なのは鶯姉妹も同じようだった。
「このかわいい子はどうみても小さな宮武先輩ですよ、野獣先輩」
世理子はそういうと、小さな可愛い男の子の頭を撫でまわす。
「宮武先輩、気分は悪くないですか、外見以外でおかしなところはありませんか?」
神奈子はしゃがみこみ、男の子と視線を合わせ尋ねる。
「日菜ちゃん、宮武先輩の髪の毛、ふわふわして気持ちいいよ。触ってみる?」
「お前らこの状況でよく冷静でいられるな…」
冬月先輩は冷静な女子三人をみてたじろいでいた。
さっきまで周りをきょろきょろとみていた小さな男の子は第一声を発した?、
「ねえ、ここはどこ? お姉さんたちはだあれ?」
「え、記憶ないんですか? どうしよう。お名前はわかる?」
私も小さな宮武先輩に、視線を合わせるようにしゃがみこんだ。
「ぼく、名前…なんだっけ? うーん」
小さな宮武先輩は頭をかかえこんだ。うん、可愛い。
「ねえ、ぼくのお母さんとお父さんどこ? そしたら名前、わかるかも」
ひらめいた!といいたげな顔をして、また周りをきょろきょろしだした。
幼児退行に加えて記憶喪失とは頭が痛くなるような状況に、私はやや眩暈がした。
ここで一番錯乱しそうな冬月先輩は黙っていて、不審に思った。
ふと、振り返り、冬月先輩の様子を見ようとした。しかし冬月先輩の姿はなかった。
学校指定のズボンもやっぱりだぶだぶで丈が全くあっていない。
大きな瞳をぱちくりさせて、周りをきょろきょろ見渡す"男の子"。
そう、そこにいるはずの"高校生男子"ではなく"七歳ぐらいの小さな可愛い男の子"がいた。
その子は周りだぶだぶの制服を引きずりながら、をきょろきょろと見渡している。
「おい、鳥居。さっきは言いすぎた、謝る。だから宮武先輩どこやった? あとその子どもはなんだ? あんたの子か?」
「この子私の子じゃないです。さりげなく酷いです、冬月先輩」
私はこの状況が異常すぎて、頭は逆に冷静だった。
冷静なのは鶯姉妹も同じようだった。
「このかわいい子はどうみても小さな宮武先輩ですよ、野獣先輩」
世理子はそういうと、小さな可愛い男の子の頭を撫でまわす。
「宮武先輩、気分は悪くないですか、外見以外でおかしなところはありませんか?」
神奈子はしゃがみこみ、男の子と視線を合わせ尋ねる。
「日菜ちゃん、宮武先輩の髪の毛、ふわふわして気持ちいいよ。触ってみる?」
「お前らこの状況でよく冷静でいられるな…」
冬月先輩は冷静な女子三人をみてたじろいでいた。
さっきまで周りをきょろきょろとみていた小さな男の子は第一声を発した?、
「ねえ、ここはどこ? お姉さんたちはだあれ?」
「え、記憶ないんですか? どうしよう。お名前はわかる?」
私も小さな宮武先輩に、視線を合わせるようにしゃがみこんだ。
「ぼく、名前…なんだっけ? うーん」
小さな宮武先輩は頭をかかえこんだ。うん、可愛い。
「ねえ、ぼくのお母さんとお父さんどこ? そしたら名前、わかるかも」
ひらめいた!といいたげな顔をして、また周りをきょろきょろしだした。
幼児退行に加えて記憶喪失とは頭が痛くなるような状況に、私はやや眩暈がした。
ここで一番錯乱しそうな冬月先輩は黙っていて、不審に思った。
ふと、振り返り、冬月先輩の様子を見ようとした。しかし冬月先輩の姿はなかった。
