「……だめだなぁ。」 もう一度寝転がった。 駄目なのは、自分自身。 それは分かってるのに、辛い。 どうして色々求めてるんだろう。 どうして人を愛したんだろう。 後悔。 懺悔。 慈悲。 どれも、嫌い。 “カラン” アルミ製のゴミ箱に投げ入れる。 いつだってそうだ。 嫌になって、捨てて。 そうやって、生きてきたのだから。 「……バカじゃ、ない。」 「寂しく、ない……。」 頭に過ぎったのは、裕じゃない。 彰人さんだった……。