短い夜はすぐ明けた。
「今日はどこに行く?」
眠い目を擦りながらキッチンに行くと朝ごはんを作りながら花が言った。
「花の誕生日に行った あの遊園地とかどうよ」
「あ、行きたい!」
いつものようにご飯食べて遊園地に着いたらあの日と全く同じ乗り物に乗った。
「次、あれ行こう!」
子供みたいに目を輝かせる君。
「ちょっと待てって(笑)」
その後を追いかける俺。あの日と同じだった。
「うあ! めっちゃ高い!」
夜になって、遊園地の輝きは増した。観覧者に乗って、窓の外を見つめる。
「たかっ!!」
思わぬ高さに驚く。
「あはは! 怖がってる(笑)」
「別に。怖くないし」
ちょっとムスッとしてみる。
今日でホントに最後なのか。
「なあ、花」
今から君に
カミングアウト___。
