ぴゅー



あたしは寒い2月の風に吹かれながら



目の前に立つ男子の言葉を待った



こんなとこに呼び出さないで欲しい



『好きです…俺と付き合って下さいっ』



『えっ…何処にですか?』



『なっなんでもないです』



あたしに告白して来やがった不届きものは顔を紅く染めて帰って行った



あたしは超絶可愛い………



可愛いすぎてヤバいくらい可愛い



でもそれを台なしにするほど性格が悪い



だから天然美少女という過ごしやすい自分をつくった