最強少女のはじまり。



それからは、警察が来て
事情を聞くため椿は連行されていった。
これで、やっと終わる。



そのまま卒業式はギクシャクした
まま終わりを告げた。



カイト「卒業おめでとう。このクラスともお別れだ。楽しかったか?辛かったか?いいか、人は変わる。どんなに辛くても、頑張ってるやつがいる。楽しかった奴は多いだろう。でもな?一人で辛くても必死で戦いっていた人だっていた。それだけは、忘れるな。」



海翔は、私を見てそう言った。
きっと、私の事を思って言ったんだろう。
クラスの奴らは気まずそうに顔を伏せていた。


サイ「ま、まさか…椿に騙されていたなんて…」


一番最初に話始めたのは豺だった。



サイ「すまなかった…翼。俺は、お前を裏切った。信じてあげられなかった。」


今にも泣きそうな顔をして言う豺。
つられて次々に謝ってくるクラスメイト。
別に今更いいんだ。


ツバサ「もう過ぎた事だから。私は、感謝してる所もある。あんたらのおかげで私は、守れるくらいの強さを手に入れた。」



そう。
もし、あんな事がなかったら、
私は、今頃弱いまま生きていく事になっていた。



だからこそ、感謝している。