ツバサ「いたっ。」 やばい、足痛めた。 ハツ「翼ーっ!大丈夫???」 ツバサ「大丈夫。」 ずるする奴には、負けてたまるか。 私の前には三人いた。 先輩、二人と椿か。 50m、まだ間に合う。 私は、本気で走った。 一人目、二人目と抜いていく。 後は、椿だけだ。 ハツ「頑張れっ!翼ーっ!」 私は、葉都を見て、ピースをした。 そして、椿を抜いてゴールした。 悔しそうな、顔をする椿。 葉都は、気にせず抱きついてきた。