ツバキ「おねぇちゃん、本気で勝負しよーね?」 ツバサ「あんたに言われなくても、私はいつも本気だから。」 それだけ言って私は、葉都が来るまで 何も話さなかった。 1人、100m走るリレー。 私の前が、葉都だった。 ハツ「よろしくね、翼!」 ツバサ「はいよ。」 私は、バトンをもらうと、 軽く走った。 後ろには、陸上部の先輩。 流石に、早いな… その時、先輩に足をかけられて 転んでしまった。