あの頃の私達はまだ幼すぎた

佳織と一緒にいるとたくさんの人と触れ合うがやはり好き嫌いはでてくるもので。

それを隠してでも上っ面の笑顔を張りつけている私。

正直に言えば。

「性格悪いなぁ…」

黒いモヤモヤが私の心を覆い尽くす。

こういうときは。

携帯を取り出し授業中であろう彼にメッセージを送ると。

「はやっ」

すぐに返事がきた。

“今日一緒に帰れる?”

“いいよ。てかお前今どこ?”

“いつもの場所でサボリ”

それだけ送ると携帯をポケットにしまいひんやりと冷えた決して綺麗とは言えないコンクリートの床に寝っころがる。

そして目をつぶる。

「どれが自分かわかんないとか…末期だな」