あの頃の私達はまだ幼すぎた

見慣れた学校の目の前に立っているコンビニ。

信号が青になった瞬間走り出した。

恥ずかしいし。優に負けたくなかったからね。

でも。

「奄上!」

すぐに追いつかれゴールテープはもう目の前。

グイッ。

肩を掴まれ視界の横に入る優の横顔。

「ちゃんと頼れよ」

そんな言葉を残して彼は。

私の前でゴールテープをきった。