あの頃の私達はまだ幼すぎた

本当はずっとわかってた。

でも知らないフリしてたかった。

優は優しいから。依存してしまいそうで。

でも一緒にいたら安心する。

触れられたら壊れてしまいそうで怖かった。

私の目的も何もかも。 

このどす黒い気持ちも全部。

優には知られたくなかったけど。

「俺とお前はずっと昔から友達だろ?」

私よりも少し背の低い優は。

私を見上げながらそういった。

「俺お前にその話しようと思ってたし」

「え?」