優からの通知を無視した次の日。
優は何も聞いてこなかった。
私も何も言わなかった。
そのかわりに学校で話すことが少し増えた。
何故なら紫苑が茂と過ごすことが増えたので必然的に私達が残されるから。
と言っても朝の挨拶したりたわいもない会話をするぐらいだけど。
そしてあれから1週間後の今日。
7月7日。日曜日。
世間的一般的に七夕と言われる日。
私達は…。
「おはよ、優」
目の前を歩く少し小さな背中を軽く叩くと振り向く優。
「あぁ、おはよぉ」
私を見ながら少し立ち止まる。
「どうしたの?」
「いや今日気合い入ってるなぁと思って」
「そりゃね。友達もくるし売り上げ1位狙いたいじゃん?」
「そうだなぁ…奄上も店番午後からだろ?」
「茂と変わったからね」
「なら午前中一緒に行動するか」
「うん」
学校祭です。
優は何も聞いてこなかった。
私も何も言わなかった。
そのかわりに学校で話すことが少し増えた。
何故なら紫苑が茂と過ごすことが増えたので必然的に私達が残されるから。
と言っても朝の挨拶したりたわいもない会話をするぐらいだけど。
そしてあれから1週間後の今日。
7月7日。日曜日。
世間的一般的に七夕と言われる日。
私達は…。
「おはよ、優」
目の前を歩く少し小さな背中を軽く叩くと振り向く優。
「あぁ、おはよぉ」
私を見ながら少し立ち止まる。
「どうしたの?」
「いや今日気合い入ってるなぁと思って」
「そりゃね。友達もくるし売り上げ1位狙いたいじゃん?」
「そうだなぁ…奄上も店番午後からだろ?」
「茂と変わったからね」
「なら午前中一緒に行動するか」
「うん」
学校祭です。