あの頃の私達はまだ幼すぎた

「納得いかないんだけどぉぉ!!」

プクゥと頬を膨らませながら学食のランチを頬張るのは佳織。

「まぁ…あれは大人げないわ山ちゃん」

その横でサラダを頬張る私。

「勝てば問題ないだろ」

佳織の向かいで大盛りのご飯とこれまた山盛りの生姜焼きを食べるのは秋。

「菜美ちゃんと肉とかご飯も食べろ」

「やだ。お昼はサラダって一年前から決めてるの」

私の向かいに座り人のサラダに唐揚げいれてくる優。

そして…。

「ま、俺をいれたお前等が悪い」

先生という身分のくせに生徒からランチを奢ってもらう山ちゃん。

結局バレーは最後の一分間で山ちゃんが本気のアタックをいれてくるという大人げない形で私達女子チームは負けた。

「まじないわぁ~」

「佳織ケチャップついてる」

子供のように口いっぱいに頬張ってる佳織の口元についたケチャップを取ると。

「ん~ありがとぉママ~」

「誰がママだ(笑)」

頭を軽く叩いて佳織とイチャイチャしてると。

「奄上」

「菜美」

「「彼氏の前でキャキャするなよ」」

両者の彼氏からの苦情に思わず苦笑い。