あの頃の私達はまだ幼すぎた

「なに言って…っ」

手が伸びてきて顔を斜め後ろに向かされる。

「たまにはありでしょ」

“こんな日も”

そう言葉にしたのは彼のキスが私に降りそそいだ後だった。



「こぉらぁ。バカップル仲良く2人で遅刻かぁぁ?」

「「ゲッ…山ちゃん」」

てっきり体育先生がいると思いきた体育館。

だがどうも体育担当のおじいちゃん先生がギックリ腰になり保健を受け持つ山ちゃんが急遽代理になったらしい。

「ごめんなさーい」

「まぁそういうこともあるよね」

謝る優に開き直る私。

「はぁぁ…居着くのはいいけど学校はちゃんと来い!もうすぐ卒業なんだぞ?」