あの頃の私達はまだ幼すぎた

「ところで菜美?」

「ん~?」

優の髪をアイロンでセットしていたとき。

「俺達完璧遅刻ですけどどうします?」

「は?」

ピッとアイロンの電源を切り壁時計を見れば

「8時…24分…ってもう無理じゃん!!」

「そーそー。だからさ…」

1人あたふたしてると。

「ちょーっとだけイチャイチャしとく?」

‘今から行っても遅刻は遅刻だし’

後ろから囁く悪魔の声。