あの頃の私達はまだ幼すぎた

「俺に隠し事とか10年早いわ」

そう言っておでこをはじかれる。

「地味に痛いわぁ…」

「俺はお前以上にお前の事知ってんの。」

「……なんだそれ」

「それにお前わかりやすいし。」

「知ってる」

「でも優しいし誤解されやすいけど笑ったら可愛いし」

「…優…?」

「俺はお前の笑ってる顔をずっと隣でみてたい」

「……」

重たい前髪からみえる目は。

真っ直ぐに私をとらえてた。

「…一個言っていい?」

ベッドから身を乗り出す。