あの頃の私達はまだ幼すぎた

「あ、ごめん!ついクセで…」

「おーうえ来た~?」

「うん!」

「やっほ!」

リビングの扉から佳織が顔を出した。

「改めて話すの初めてだね」

「おう。いつもコイツの面倒見てくれてありがとうな」

「ちょっとーその言い方気に入らないんだけどーー」

「冗談だって」

「本当に2人仲良いんだね!!」

「まぁ…ね」

「奄上は俺いないとダメだもんな」

「……そーだよ悪い!?」

照れをごまかして言う。

「あ、優ミルクティーとオレンジどっちがいい?」

「オレンジ」

「だと思ってミルクティーには口つけといた」

「なんだそれ」

テーブルの隣の床に座り込んだ優。

ソファに戻った佳織。

コトっ。

お菓子を置く私。

「さて、揃ったことだし始めますか」

ソファとテーブルの間に座り私は俯きながら話し出した。