あの頃の私達はまだ幼すぎた

「クラス全員…?」

寝ぼけた様子の優がゆっくりと振り返った。

「お…うえ…?」

ペタペタと生存確認でもするかのように腕を触りだす優。

「おはよ優。誕生日おめでとう」

「おう…ありがとう」

優しく微笑めば少し崩れたシャツの間から見える銀色のチェーン。

周りが騒いでるから2人しかいないかのようだったが…。

コンコン。

静かに聞こえたノック音。

視線を向ければ山ちゃん。

しかも珍しく真面目な顔。

……まさか。

不安になりシャツの中にあるネックレスを取り出す。

鼓動が乱れてる。

怖い。