あの頃の私達はまだ幼すぎた

「久し振り信吾先生」

「先生聞いて!!奄上ね~!」

またしても佳織が授業を潰そうとしたが。

「あーはいはい。佳織ちゃん自習にするから待って」

もう他の先生方から聞いていたんだろ佳織を制止した信吾さん。

「寝てる子は起きてね~。ほら河心君」

朝からずっと寝ている優を起こしにかかる。

「自習なら寝ててもいいんじゃない?先生」

止めに入る私。

だって今起こされたら絶対きまずいし心の準備が…。

「寝ていいから1回起きてー。久し振りにクラス全員揃ったんたから~」

「起こす意味!」

ツッコミをいれてるとムクリッと起き上がった身体。

「おはよ河心君。」

「え…は…?」

信吾さんがいることに驚いてる様子の優。

何かあったのかな…身体強張ってる。

「佳織ちゃんこの時間の議題をあげるよ」

信吾さんが黒板に文字を書く。

“学校祭&野球応援について”

「はい!てことでもーすぐ最後の夏が来ます」

「君達には学校祭の模擬店を何やるかと野球部の子達への応援歌や合いの手を考えてもらいまーす」

はい拍手~と先生が仕切り教室内はテンションアップ。

「久し振りにクラス全員揃ったから話し合おうね」