あの頃の私達はまだ幼すぎた

彼女と別れた?

あの仲良さげに顔を寄せ合い2人で撮ったであろう写真をアプリのトプ画にしてた彼が?

ありえない。

だって。そんなこと。

おかしいじゃん。

理想の相手だったんじゃないの?

指輪買うって言ってたじゃん。

「奄上?」

私の顔を覗き込んできた優。

一歩後ろに下がれば。

グラッ。

「え…」

椅子が傾き。

ガシャーン!!

「ったぁ…」

椅子ごと倒れた私。

「え!おおうえ!?」

佳織と秋が手を差し出してくれた。

「あは…は…バランス崩しちゃった…」

「椅子座るのにバランスいる!?」

またしても笑いの渦につつまれる教室。

「ちょっと保健室行ってくる!」

「え!大丈夫?」

「うん!すぐ戻るから心配しないで?」