あの頃の私達はまだ幼すぎた

保健室とかかれた扉の前で。

1人の少年と。

1人の男が会話してる。

「てことであと1年よろしくね」

「…王子様」

「……信吾先生もアイツの秘密知ってるんですか」

「うん。それに菜美が忘れてる事も…ね」

「俺の…せいですか」

「知らないよ。そんなの」

「なんでそこまでするんですか?ただの他人でしょ先生達こそ」

この時信吾さんは初めて。

「君こそ…何もできないくせになんでそこまでするのかな」

「責任とれないクセに。」

「あの子は…ずっとこの先も愛されることなんか望んでない」

「今も昔も。他人の幸せばかり祈ってる」

「だから…」

「今が大事ならもう菜美に必要以上に優しくしないで。突き放してよ」

ニコニコとした笑顔を崩し無表情で話してたと聞いたのも後の話…。


~失恋記念日~END