あの頃の私達はまだ幼すぎた

暗いままの液晶画面をぼやけた視界で起動させアプリを開く。

「あたし飲み物買ってくる!」

「わかった!おーうえちゃんこっちの日陰入ろうね」

ヨタヨタと今にも倒れそうな歩きで近くの木の下に入る。

トゥルルル♪

かけ慣れてない呼び出し音を耳にあてると。

「お前大丈夫か!?」

「なん…とか…後の事頼むね…」

「どこ!?」

「わかん…な」

息が上がってきて呼吸があわない。

「落ち着け。しっかりしろ」

「…ゆ…う…」

色んな意味で。

「助けて…」