あの頃の私達はまだ幼すぎた

昔から。

ストレスなどで熱を出すと変な予知夢をみた。

しかも。それは忘れた頃に目の前で再現される

今のところ外れたことはない。

パチッ。

次に目を覚ました時の景色は暗い室内と思われる部屋。

頭の上が重い。

手を伸ばせばぬるくなったタオル。

ゆっくりとそれを落とさないよう抑えながら身体を起こす。

窓から見える景色は海。

山ちゃんか…。

ベッドの隣に置いてある見慣れた携帯。

とりあえず部屋から出ようとしたとき。

「嘘…」

ペタンと座り込んでしまった。

思っていたより身体は弱っていたみたいで。

起き上がる力が出てこない。

「どうしよ…」

ガチャ。

「うおっ?」

明るい光と共にドアがあいた。

「菜美?なにしてんの!?」

「えへ…ごめんなさい」

「全く…お前は」

抱き起こされてベッドに逆戻り。

「いつもの?」

「そ。それにプラスして遊びすぎ」

ペシッとおでこを叩かれ少し反省