あの頃の私達はまだ幼すぎた

「予知夢みた」

目をつぶり今更感じる震え。

「それに河心がでてきたと」

「優が死ぬ夢」

「は?」

今度は山ちゃんが私と同じリアクションをしてた。

「初心者マークつけて髪色が少し茶色かったから高校にいる間じゃないと思う」

「…お前疲れてるだけだ。それは予知夢じゃない」

「未来だった。だから絶対予知夢だよ」

ピピピッと体温計が鳴る。

脇から取り出すと38.7℃

「ほらね」

ゆっくりと目をつぶる。

少しずつ遠くなる山ちゃんの声。

おやすみなさい…。