あの頃の私達はまだ幼すぎた

「奄上。後で聞きたいことがあるんだけど」

「ん?なに?」

「いやここではちょっと…」

チラチラと視線を泳がす優をみてなにか違和感を感じ山ちゃんを横睨みすると。

「あー怖い怖い」

クスクスと笑う山ちゃん。

絶対余計な事喋ったな。

「わかった」

そんなこんなで飛行機は故郷を離れ遠く離れた関西空港に到着。

あの後いつも通りイヤホンを半分こして音楽を聴いたり山ちゃんに悪戯をしかけたりした。

そのため。

「菜美は俺の隣な」

バスの中で監視下におかれるという最悪の結末