あの頃の私達はまだ幼すぎた

ニヤニヤと腹立つ顔をする山ちゃん。

「コイツまた何かやらかすつもりなの」

「お前には言えねーな」

「危ないことじゃないよな」

「さぁ?最終的なことは俺もしらないからな」

「それで協力者って言えんのかよ…」

「うるせーな席変えたこと言うぞ」

「ゴメンナサイ」

‘せいぜい足掻けよアイツがハメ外さないために’

本当ムカつく。

てかコイツも山ちゃんに何頼んだか。

聞かない方がいいか?でもハメ外さないようにってどういう意味なんだろ。

「人が悩んでやってんのに寝やがって…」

もう‘あの声’は聞こえない。

それは彼女が目覚めるから。

ムギュとブランケット越しに頬を押さえつける

俺もほっとけばいいのに何で世話してるんだろ

「うぅ…?」

とりあえず今はそばにいてあげないといけない気がしたし。

一緒が当たり前になってきた2年目の秋。