あの頃の私達はまだ幼すぎた

この時。2人が何を約束したのかを後にしることになる…。

教室に戻る途中。

最近行ってなかった屋上で少し休んでいこうとしたら。

「あれ。先客?」

「おう。お疲れ」

「サボリですか?河心くん」

「その名字呼び地味に傷つくから」

ピンク色のイヤホンの片方を外しスペースをあけてくれた優。

「ごめんね奏が何か絡んじゃって」

「いや全然。むしろ良い人そうで良かった」

「え?」

「あの人ならお前の事大切にしてくれると思うし」

「…そう…かな…」

優しく微笑んだ優の笑顔が。

ツラい。

「優こそ可愛い子だったね彼女さん」

「おう。ありがとう」

「優も幸せになれそうで…安心した」

ゆっくりも口角をあげた私の作り笑いに。

「…ぉう」

アナタは気づいた?それとも気づかないフリ?

「じゃあ先戻るね」

優しいウソツキと。

偽物のピエロは。

この時確かに。友達ラインをひいた。 

目には見えない、境界線を。


~ウソツキとピエロ~ END