あの頃の私達はまだ幼すぎた

クラスの人達は笑ってるし優はさっきから考え事してるし。

本当恥ずかしい。

「でも本当に2人付き合ってないの?」

「うん!奏はお兄ちゃんみたいなもんだから」

「そーそー。俺の一方通行の片想いなの」

「怒るよ」

「はは!ウケる~!」

「もういいから帰れ奏」

「え。夜のオヤクソクは?」

その発言にまたしても教室中に冷やかされたので。

「いつもの場所に9時集合!ほら早く出て!」

「りょーかいマイハニー♪」

「窓から落とそうか?ん?」

背中を押し無理矢理教室から出すと。

「あ、河心くん!」

「あの約束…守ってね」

首だけこちらに向けた奏は一瞬怖い顔をしたがすぐにいつも通りのアホ面に戻った。

「奏…?優になにを…」

「もちろんですよ奏さん」

優は笑って奏に手をふった。