あの頃の私達はまだ幼すぎた

「ほらー!やっぱり絵になるよ!2人とも」

浮かび上がってきた私と奏の写真。

そこには満面の笑みでピースを作ってる奏と首の前にある腕を掴みながら不機嫌顔の私。

「菜美ー。お前笑えよー」

「は?嫌だし!」

「もう!お兄ちゃん悲しい~」

大きい身体を丸めながら床に座りだした奏。

「嫌々。血繋がってないよね」

呆れながら手を差し出して起きあがらせると

「じゃあ結婚でもする?」

「え」

パシャ。

真面目な顔の奏に少し驚いてたら目の前で光った携帯。

「ひゅー♪やるな俺」

画面をこちらに見せながらニヤニヤする奏。

「この…」

「バカ奏ーーー!!」