あの頃の私達はまだ幼すぎた

「あ、秋~!」

佳織は大会が終わってから秋と付き合うようになった。

またこの2人も問題だらけのカップルなのだがその話はまた今度。

「おーうえどこからまわる?」

「んー…ちょっとお客さんくるかもだから後で合流するよ!」

「本当?じゃああとでね!」

秋と手をつなぎながら歩いてく佳織に手を振り騒がしい廊下を抜け玄関まで行く。

去年の今頃は優と2人でいたのになぁ。

優の彼女さんがさっき遊びにきてて、

初めて見る彼女は年下だから幼くても当たり前なんだけど。

高校生というよりも中学生にしかみえなくて。

それでも彼女の横で微笑む優は幸せそうで。

寂しかったし。悲しかった。