あの頃の私達はまだ幼すぎた

不安で怖くなって。

消えたくなって。

思わず唇を噛み締めた。

「…俺より本人から聞くべきじゃないすか」

頬に触れた手は。

あの日から探してた温もりで。

「…泣きたい時唇噛むのお前の癖だよな」

ゆっくり指でなぞられた。