あの頃の私達はまだ幼すぎた

「河心お前知り合いなの!?」

「おう」

「もしかしてレイと一緒のクラス?」

奏が私の頭の上に顎を置いて優に質問してく。

「はい」

「えー。じゃあこの前の俺のお迎え見られてた感じじゃん」

恥ずかしー。なんて言いながら身体をクネクネさせる奏。

「え。この前って奏先輩集会いなかった日ですか?」

「は?奏学校あったの!?」

「あ…」

バレちゃったみたいな顔をしてる。

「だってー…レイ前の日の夜元気なかったしここ最近学校行きたくなさげだったから心配で心配で」

「それは…その…」

「てことで!レイになんかあったら俺に教えてくれる?河心くん!」

優の手を掴みぶんぶん振る奏を慌てて引き離す

「大丈夫だから!他の人に迷惑かけないでよ恥ずかしい!」

「レイは大事な大事な妹みたいな存在だからさ本当お願い!」

「聞いてる!?人の話!」

「すいません…俺‘レイ’っていう名前の子は知らないんで」