あの頃の私達はまだ幼すぎた

「あ!いたいた!!会長ー!」

このお菓子サプライズは在校生にも秘密だったらしくさっきから後輩と思われる子や奏の友達などに声をかけられてる。

「おー!お疲れ~!」

「会長この人彼女さんですか?」

そしてたくさんの人に彼女と間違えられる私。

「コイツ?妹みたいなもん」

そう言って私の頭を撫でるのも毎回同様。

「えー!大人ぽいからどっちかと言うとお姉さんみたい!」

「奏、弟になる?」

「お前より下とかまじ勘弁だわ」

笑いながら引換券を渡してあげる。

「このバカ会長のことよろしくね」

「は、はい!」

何故か私が一言かけるとみんな姉をみるような目でみられるのが気になる。

「レイ、なんか食べる?」

「んー…チョコバナナ食べる」

「おっけー。買ってくるわ」

「奏やっさしー」

冷やかしたらウサギ姿の写真撮られたからもう言わないどこ。

「あれじゃね?ウサギって」

「え、違うだろ。会長さんいないし」

やっぱりこんな背高いと威圧的だからみんな近寄り難いのかな…。

後ろから聞こえるヒソヒソ話に少しへこんでると。