この欲求不満男めっっ!! 「悪かったな、欲求不満で!」 「あら、口に出してました?」 私はイヤミっぽく微笑み、寝っ転がった。 あー眠い、寝そう。 「おい、仮にも彼氏の前で寝るか?」 そんなこと言いながらちゃっかり添い寝してきた。 でも眠すぎて気にならないや… 「欲求不満男が襲っちゃいますよー?」 私が寝ているのを確かめるかのように、頬をつついてくる。 うっとうしい。 「ほんとに寝たのかよ」 まだ寝てない。眠い。 私は寝返りをうって反対をむいた。