冷めてる彼氏✕冷めてる彼女



私の場合、別の仮の居場所をつくった。


例え本当に好きじゃなくても少しの間でも勉強から離れられる。


それだけでよかった。


「美耶が辛いのは知ってるけど…。私も、辛いんだよ…。」


か細い声で言った。

里奈はいつも明るくて何があっても笑顔。家族の前でも。


「全部、全部知ってる。
だけど一つだけ違う。私は別に辛くないし。勝手にそんな弱い人に仕立てあげないで。」


「え…?」


「勉強をもうしたくない、期待されたくない。ただ、それだけ。」


里奈は呆然と私を見つめていた。

「本当に?」とでもいいたそうに。