冷めてる彼氏✕冷めてる彼女


溜め込んでいた言葉が溢れるように出てくる。


「私はさっきまで外にいたんだよ?私が襲われるわけないし、心配して欲しいとかは全く思わないけど、それって親としてどうなの?!」


ちょうどいい終えたとき、里奈が階段から下りてきた。


「どうしたの…?」


一気に話して息切れしている私と、呆然としている二人をみて里奈は驚いていた。



「里奈は部屋にいなさい。」


お父さんは階段を指差して言った。

里奈は…関係ないとでも思ってんの?

話にならない。


私は里奈の横を通って階段を上った。
ドンっと壁を1回叩いて。

穴空いたんじゃね?


バタンっ

ドアを外れそうなくらい勢い良く閉めた。
やっと自分が思ってたこと言えた…。

罪悪感や後悔はなく、ただなんかスッキリした。



スマホの電源をつけると、拓人からメールが来ていた。

『美耶、親に怒られただろ。
外まで声聞こえた。俺のせいじゃね?
美耶の親に謝ろうか?』


…どんだけ声デカいんだよ。

べつに拓人が気にすることじゃないし。


『大丈夫、思ってたこと全部言えてスッキリしたし。逆にさんきゅ!』