そんな親、どこにいる?
夜に外出しても、勉強のことしか言えないの?
親なんて…
子供のこと一番分かってるフリして、実は一番分かってない。
これはうちの親だけかな。
私は勉強するために生まれたわけじゃないでしょ?
お母さんとお父さんは、そのために生んだのかよ…?
将来のこと何も決めてないって言ってきたけど、実は将来の夢があること知らないでしょ…?
お父さんとお母さんのせいで、私はこんな性格になったんだよ。
どこか…ひねくれてる。
嘘ついたり、性格つくるのは上手くなったけど。
「ねぇ、美耶…。美耶にはいい大学に行ってほしいのよ…。」
いい大学に行って…また勉強?
「美耶。お前はどうしたいんだ。」
お父さんは低く、怒ったような声を出した。
「まだ決まってない。」
お父さんをしっかり見て、はっきりそう答えた。
「なんで自分のことなのに決められないのっ!!!!」
お母さん…それは違う。
自分のことだから、慎重になってるだけ。
高校一年なのに今決めたら、お母さんはきっとそれを変えるのを許さない。
「やめてよ…っ!そうやって全部押し付けんなよ!!!
私だってやりたいこととかある!!!!
他人に口出しされる筋合いはないっ!」
いつもたまに喧嘩するけど、こんな派手な喧嘩は初めて。


