すると、横に手のひらが。
…なんだ、この手は。「くれ」ってことか?
残念ながら私の決意はかたい。
私はその手と握手をして下ろした。
「……。くれよ。」
ふんっ!肉まんの仇だ。
私は無視をし続けた。
「なぁ…。ポテチ…。」
どんだけポテチ好きなんだよ!
ま、あげないけどさ。
「肉まん……半分…いや、一口やるから…。」
…量減ったぞ?
そんなんで私がポテチをあげると思うか?…甘いな。
私は相変わらずそっぽを向いてひたすら口を動かした。
「じゃあ、いい。肉まんあげない。」
私はその言葉にピクっと反応した。
半分もらいたかったけど……。
いやいやいや、そんなことで決意は破られない。
橘拓人はトドメの一言を放った。
「二口!これでどうだ!!!!」
「ノッた。」
私は即答した。


