冷めてる彼氏✕冷めてる彼女




入ると、すぐに肉まんを探しに行った。



……っ!あと一個!!!


レジには誰も並んでないからセーフだっ!


私がレジに向かうと、同じような服装をした奴が割り込んできた。


そして一言、「肉まん」と言った。


私は口を挟まずにはいられなかった。



「ちょっといいかな。その肉まんは私のなんですけど。」


橘拓人をキッと睨んだ。

割り込んできて、私の肉まんを盗るなんて最低っ!犯罪だよっ!


「早いもん勝ちだろ。」


すでにお金を払っている状態だった。


そう、わたし達の場合、カップルで定番のあの「半分ずつな」ってやつにはならないのだ。


肉まんの仇、必ずを打つからな!



私は仕方なく、ピザマン、タピオカ、ポテチを購入した。


絶対ポテチあげない!!!


そう決意して、私のチャリが止めてある所へ戻った。



「そういえば…歩きで来たの?」

「おう。」


めんどくさっ!!!時間かかるし、疲れるし。私は近所の家でもチャリで行く。


「それはどうも、お疲れ様。」

そう言いながら、ポテチを頬張った。