「…わかった
陽人がそこまで好きな人なら諦めるしかないね
じゃあ、私出ていくね。ばいばい、陽人」
それだけ言うと黒田花音は出ていった
あ、ここって田嶋先生の部屋だったんだ
でも、黒田花音普通に別れたよね?
なんで私殺されたんだろ
「ま、ここだけ見たらいい女だけど
外見てみろよ」
田嶋先生に雰した死に神が外に出ていった
慌てて後を追う
外に出てみると、黒田花音が凄い形相で壁に持たれていた
「こ、怖っ…」
つい、後ずさりしてしまうほど鬼のような顔をしていた
「怖いだろ
この頃からあんずのことを調べ始めたんだよ
女の執念って怖いよな
たった五日であんずのことを調べあげたんだからな」
本当だ…
怖いな
「これで恐らく全部だと思うからあんずの葬儀に戻るけど
ほかに何かあるか?」
「ありません」
全て知れてよかったな