「そんなに彼氏が欲しいなら、俺がなってやろうか?」
「えっ…?」
このセリフ
この店の雰囲気
これは昔、課長が私を勘違いさせたあの時だ。
あの時は「ボランティア彼氏は要りません‼」なんて言っちゃったけど…
もし
この時
付き合ってと言っていたら
2人はどうなっていたの…?
私は…
課長の恋人になれるなら…
なっていいと言ってもらえるなら…
私はあなたの恋人になりたい。
「課長…私、課長が好きです。」
「えっ⁉」
驚いた様子の課長を私は真剣に見つめた。
「お前、あんなに叱られててもやっぱり課長が好きなんだなー。
偉い奴だなー」と染み染み笑う。
えっ?
どういうこと?
「いや、俺も新人の頃はよく課長に叱られたけど、そのお陰で、今の俺があると思ってるんだ。」
って…
課長って…
そっか、この課長は課長になる前の課長だから、課長であって、課長じゃないんだ。
言葉を間違えたーーーっ‼


