誘惑したくなる上司の条件


ふぅ…。とため息をついた課長がその場にあぐらをかく。

「まず一つ。また昨日お前は酔っ払ってそのまま車の中で寝ました。

いつものことながら送り届けた俺を家の中に引っ張りこみました。」

「やだ…私ったらはしたない。」

「少し黙れ。

そして、俺が止めるのを無視してまたお前は飲み始めました。」

「やだっ…なんも覚えてない」

「だから黙れ。

そして、俺がアウトドア派なのかインドア派なのかエンドレスに聞いてきて

アウトドア派だと知ったお前は、お盆の休暇にキャンプに連れていけと駄々をこねて

しかも、無理やり俺に酒を飲ませたあげく自分からベッドに入って寝たんだよ。

俺は車だったから帰るに帰れずここに泊まったんだよ」

言い終えたのを確認して

まずは

「すいませんでした。」

正座をして、頭を深く下げる。