誘惑したくなる上司の条件


そんな私の様子を見て課長が一言。

「やっぱお前、どこかおかしいと思うぞ…」

「…勉強してるんです。」

結局、面倒臭くなって音をたててラーメンをすすることにした。


「勉強?商品のか?…お前…偉いな」

「いいえ違います‼」

「はっ?」

「女子‼を勉強中です‼」

言い切った私に課長は呆れ顔。

「心になくても、少しくらい仕事のことで頭がいっぱいなんですくらい言えるようになってくれよ…

本当、果穂は新人の頃から素直だな…。」

「そうですか?けっこう口に出さずに我慢してるところもありますよ?」

「よく分からんが…なんでまた、女子らしさなんか勉強してるんだ?」

「だってもう、アラサーですよ?そろそろ結婚につながる恋人が欲しいじゃないですか。

逆に課長はまだ独身で焦らないんですか?」