誘惑したくなる上司の条件



「使い分けって大事よね…」

音をたててラーメンをすすっていた私の斜め前のテーブル席

カップルが視界に入る。

彼女のほうは、男の手前だからだろうか、麺を少しずつ口に運んではできるだけ音をたてずに、汁がとびちらないように食べてるじゃないですか…。


ラーメンはすする音があって更に美味しさが増すのよ!

彼氏のほうは苛々しないのかしら?と彼氏のほうを見やると

なんとまあ、ちんたらちんたら食べてる彼女を愛おしそうに眺めている。

…。



なるほど

そういうことね?

周りの女子にあって私に欠けているもの。




女子は何事もちんたらすれば、愛らしいのかしら…


そんなこんなで、午後6時、予定より1時間遅れで会社に帰宅した、私を課長が待っていた。