そんな私の体が
ふわっと、宙に浮いた。
「か、課長⁈」
「額を打ったんだな⁉医務室を借りて少し休め」
課長にお姫様抱っこされて
額を打って痛がってる私を、なぜかみんなは天使の笑顔で見送った。
てか、女子が怪我をしたのに普通、微笑むか?
医務室のベッドに下ろされた時
「痛っ…」
髪の毛が課長のYシャツのボタンに絡まってしまって身動きがとれない。
「今取るから」
課長が体を離そうとするたびに髪が引っ張られて痛いっ‼‼
「か、課長!離れないで‼」
「えっ⁇」
私の悲鳴に課長の顔が
みるみる赤く染まるから
そんな気恥ずかしい瞬間を見てしまった私にも恥ずかしさが伝染して
耳が熱くなる。


