誘惑したくなる上司の条件



「っもう‼

お兄ちゃんも彼女がいるなら、いるって言ってくれればいいのにー。

せっかくの盆に帰省もしないって言うから

頭にきてパパと来ちゃったじゃなーい」


か、彼女?


「違います!」「違うっ!」私と、課長の声が重なって部屋に響く


キョトンとする、ご両親。

「母さん、先走りすぎ…

彼女は部下で、昨日から持ち込んだ仕事を手伝ってもらってたんだ。」

課長のお母さんに両手を固く握られてる私も思わず、小刻みに頭を上下させる。


「仕事と一緒に女の子も持ち込んで、やることやってるんだったら、早く籍でもいれなさい?」

やることやる?

キョトンとする私を見て、課長が耳まで顔を赤くする。

「母さんっ‼女性相手に下ネタはやめてくれ…」


課長は頭を抱えながら壁にもたれかかる。